2012年ロンドン五輪男子バンタム級銅メダリストの清水聡(大橋)が王者のノ・サミュング(韓国)を5回1分54秒TKOで破り、プロ転向後初の王座獲得に成功した。

 日本のジム所属選手が4戦目で東洋太平洋王座に就くのは田中恒成(畑中)に並んで最速。

 31歳の清水は4回に連打でダウンを奪い、5回は一方的に攻め、レフェリーが試合を止めた。昨年9月のプロデビューから4戦全勝(4KO)とした。

 ▽清水聡の話 デビューしてから1年しかたっていないのにチャンスをくれた会長に感謝。途中でペースをもっていかれそうになったが力でねじ伏せた。必ず世界チャンピオンになる。