ボクシング元世界3階級王者の八重樫東(34=大橋)が14日、埼玉県春日部市の児童養護施設「子供の町」を慰問し、現役続行して4階級制覇に挑戦するスーパーフライ級について「動き、パワーが違う。ちゃんとした準備が必要」と万全を期す考えを示した。

 5月に国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級王座から陥落。練習は毎日行っているものの、復帰戦は白紙とした上で「毎年年末は試合があるが、今年はこたつでゆっくり見たい」と話した。

 講演では子どもたちがサインをもらったり八重樫と対戦したりする場面も。八重樫は「夢は何回変わっても目指してほしい」とエールを送った。