15戦無敗のWBA世界ライトフライ級2位小西伶弥(24=真正)が世界初挑戦する。同級1位カルロス・カニサレス(24=ベネズエラ)との王座決定戦を3月18日に神戸ポートピアホテルで行うことが26日、所属ジムから発表された。同僚のWBO世界ミニマム級王者山中竜也の初防衛戦とダブル世界戦となる。

 神戸市内で会見した小西は「全力で勝ちにいく。(階級を)上げることで力を発揮できる。(山中と)仲良く2人でチャンピオンとして終われれば」と意気込んだ。昨年12月に日本ミニマム級王座の2度目防衛に成功し、階級を上げての世界挑戦に照準を合わせていた。

 WBAのライトフライ級は田口良一が昨年12月にIBFとの統一王者となったため、正規王座は空位。カニサレスは16年12月に田口と引き分けた以外は19勝負けなしの強豪で、ベルトをかけた無敗対決となる。