ボクシングのWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)が1月31日、凱旋(がいせん)Vのため東京から故郷の沖縄県入りした。

 元2階級王者で同級9位モイセス・フエンテス(メキシコ)との2度目の防衛戦(4日、沖縄県立武道館)を控え、那覇空港に到着。沖縄での世界戦は、81年に具志堅会長がV14に失敗して以来37年ぶりで過去日本人は3戦全敗だが、野木トレーナーは「減量は前回に比べて200、300グラム早く落ちている」。軽量級では屈指の筋肉量の代償に毎回厳しい減量だが、日本記録の15連続KOもかかる郷里の一戦で負けられない。