日本スーパーフェザー級王者末吉大(27=帝拳)が同級1位大里拳(23=大鵬)を8回2分25秒TKOで破り初防衛を果たした。「50点。今日の内容ではまだまだ」と反省しきりは、3回にダウンを喫するなど不注意な場面が散見したため。

 得意の左ジャブを中盤以降に顔面に集めて左目まぶたを腫れ上がらせ、最後は右ストレートで流血させて試合終了も、「上に行くことを考えたら良くない」。世界ランク入りする期待の星には笑顔なき勝利となった。