ボクシングの68年メキシコ五輪金メダリストで元WBA、IBF統一ヘビー級王者ジョージ・フォアマン氏(70=米国)の娘で元プロボクサーのフリーダ・フォアマンさんが9日に死去していたことが分かった。

10日(日本時間11日)に米メディアが報じたもので、死因は不明。44歳だった。報道によれば、フォアマン氏が10日夜、愛娘の死を確認したという。

米サウスカロライナで生まれ育ったフリーダさんは00年にボクシングを開始し、01年11月にデビュー。プロ戦績は5勝(3KO)1敗だった。プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOは「トップランク社の全員がフリーダさんの早すぎる死について、我々の友人、フォアマン氏に心からお悔やみを申し上げます」とコメント。WBCのマウリシオ・スライマン会長も「WBC全体がフリーダさんの家族、多くの友人とともに悲しみを感じています」との声明を出した。