プロ14戦目で初めてセミファイナルを任された舟山大樹(25=帝拳)が7連勝を飾った。ソーポン・クラーチュン(21=タイ)と対戦し、4回2分47秒、TKO勝ちを収めた。

4回に左ボディーダウンを1度目、続いて連打で2度目のダウンを奪取。何とか立ち上がってきたソーポンを逃さず、ラッシュを続けてレフェリーストップに追い込んだ。「力を抜くこと」をテーマに掲げてリングに上がった舟山だが「いつも力が入りすぎるので意識していたら、今回は力を抜きすぎてしまった。もっと緩急が必要」と反省した上で「当たれば倒せる。当たらないだけです。次はもうちょっと良い内容をみせたい」と16年4月以来、約3年4カ月ぶりのKO勝利にも気持ちを引き締めていた。