オカダと飯伏がアートになった。新日本プロレスとテレビ朝日が、来年1月4日東京ドーム大会のIWGPヘビー級選手権に向けたポスターを発表した。王者オカダ・カズチカ(32)と挑戦者飯伏幸太(37)の裸の上半身に、ボディーアートクリエーター大の木ひでさんによる絵が描かれた斬新な作品。オカダは新日本を象徴するライオン、飯伏は不死鳥をイメージした図柄を塗り「世界一の戦い」を表現。アートと融合することでプロレスファンのみならず、国内外のさまざまな人にアピールする狙いだ。

29度の最多通算防衛記録を持つ絶対王者オカダに、19年G1王者の飯伏が初戴冠をかけて臨む一戦。オカダは「ぶっ飛んだレスラー。飯伏さんだからこそ、プロレスのすごさを見せられる」と相手をたたえ、「世界一のリングで世界一の戦いを見せて、日本中、世界中に届けたい」と宣言。飯伏もオカダを「すべての能力が高い人間」と称賛した。その上で「同じ人がベルトを持ち続けていても色が変わらない。自分の色を入れていきたい。もうあなたのチャンピオンは飽きましたよ」と挑発的なメッセージを送った。