ボクシングの前日本スーパーライト級王者井上浩樹(28=大橋)が17日、SNSで現役引退を表明した。

16日の永田大士との2度目の防衛戦で7回TKO負けし王座から陥落。一夜明け、インスタグラムにいとこのWBA、IBFバンタム級統一王者井上尚弥、拓真との3人の写真を掲載し「本日、会長に自分の意思を伝え引退する事になりました。応援してくださった方々、本当にありがとうございました。二度と後悔しないよう、第2の人生を歩んでいきます」と思いをつづった。

これを受け、井上尚もSNSで反応。「いつかは来るであろう引退が早すぎる…。気持ちを切り替えて一からと言いたかったけど、本人が決めたことなら仕方ない。長い長いボクシング生活お疲れさまでした」とつづった。15年にプロデビューした井上浩は、昨年4月に日本王座、同12月にはWBOアジアパシフィック同級王座を獲得していた。