WWEトップスターの中邑真輔(40)が、また1つタイトルを手にした。スマックダウンタッグ王座選手権でセザーロ(39)と組み、王者コフィ・キングストン(38)、ビッグE(34)組に勝利。WWEで初のタッグ王座を獲得した。

中邑が初のタッグ王座を奪取した。前哨戦で勝利した中邑組が要求した通り、試合形式は先に相手をテーブルにたたきつけ割った方が勝ちとする「テーブルマッチ」。テーブルを使った危険な攻防が繰り広げられる中、中邑とセザーロは息の合った連係で勝利を引き寄せた。

セザーロがビッグをジャイアントスイングで回したところで中邑がスライディングニーをたたき込む合体技をさく裂。最後は、2人がコーナートップから場外に2段に置かれたテーブルに向かって、コフィをスーパーパワーボムでたたきつけ、とどめを刺した。

中邑は17年のWWE昇格以来、WWEインターコンチネンタル王座、US王座など主要シングルタイトルをつかんできた。今回タッグ王座戴冠となり、残る主要タイトルはWWE王座と同ユニバーサル王座。どちらかを獲得すれば、日本男子選手初のWWEグランドスラム達成になる。