日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会は15日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開いた。

13日に出場選手らから陽性者が出たことを中心に協議。東日本などはJBCがPCR検査を簡易キットで実施しているが、医療機関で受検する方策を検討していくことにした。合理性はある半面、陽性判定後の保健所の対応にタイムラグが出るため。

また、ガイドライン違反が目立つために、違反者には厳罰を科すことを再確認した。マスクを外したり、ずらして大声を上げたり、チームセコンド以外がリングイン、飲酒した関係者もいたという。来年度以降の興行維持や活発化も協議予定だったが、現状ではまだ踏み込めないと先送りとなった。