立ち技打撃格闘技のRISE大阪大会(11月1日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が10月31日、大阪市内で行われた。

メインの契約58キロで戦う那須川天心(22)は57・85キロ、対戦相手の“Mr.RISE”裕樹(37)は57・65キロで一発クリアした。

裕樹の引退試合となる。

那須川は「引退試合の相手になるのは初めて。エキシビションで戦ったり、自分がチャンピオンになる前からいろいろ教わってきた選手」と思い入れは深い。それだけに「それらを思い出すと浸ってしまう。そこは忘れて、試合の相手として勝負に徹したい」と意気込みを語った。

裕樹もこの試合に備え、通常は70キロ前後に戻す体重を58キロ前後に3カ月近くキープしてきたという。「その状態でのトレーニングはきつかった。気持ちが折れそうにもなったが、頑張れたのは相手が天心だから。明日は男同士の勝負。ぜひつぶしにきてほしいし、俺もつぶしにいきます」と心をこめた。