女子軽量級の女王を決めるトーナメント準決勝で、初代RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(ひなた、19)が、sasori(年齢非公表)を2-1の判定で下した。

寺山は身長165センチで、長いリーチを有効に生かした。初回、158センチの相手が一直線に向かってくると、左の前蹴りで、ロープ際に突き飛ばし、続けて右足を蹴り入れた。

sasoriは笑いながら戦うミステリアスな選手で、蹴りをもらっても笑い続ける相手に冷静に対処。左で額を抑え、的確に右ストレート、膝蹴りを当てた。3回、sasoriのボディーをもらうなどしたが、競り勝ち、決勝に進んだ。