全治10カ月という右膝負傷で長期離脱中のRIZIN初代バンタム級王者堀口恭司(30)はSNSを通じ、試合復帰を予告した。

堀口復活プロジェクトを企画する「The Dice Team」の公式ツイッターに投稿された動画に登場。「ケガをしてからもう1年が経ちました。1年たって、もう痛みもなく、しっかりと練習や激しいトレーニングもはじめています」と現状を報告した。

ファンから受け取った数多くのメッセージに感謝の言葉を口にした後には「ぼちぼち自分もしっかり試合ができるかなと思う。みなさんと一緒に(試合の)瞬間を共有したいと思う。コロナの件で、すごい大変だと思うのですが、それをぶっ飛ばすような、盛り上がるような試合をしたい」と強い意欲を示した。

堀口は昨年10月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂、半月板損傷のために手術を受けて長期離脱。昨年おおみそかには、同8月に1回KO負けを喫していた現RIZINバンタム級王者朝倉海との再戦が年末のビッグカードとして期待されていたが、消滅していた。今年の年末RIZINでは、朝倉海との再戦が組まれるのではないかと注目されている。