K-1スーパー・フェザー級王者武尊(29)が来年1月24日、東京・代々木第1体育館で開催の「ケイズフェスタ4」でタイトルマッチを行う。Krushの同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受けるもので、K-1実行委員会が17日、都内で大会開催発表と同時に会見した。

当初は11月3日の「K-1 WORLD GP 2020」(福岡国際センター)で対戦予定だったが、武尊が練習中に左拳骨折のけがを負い、延期されていた。

武尊は、18年12月に皇治(31)に判定勝ちした初防衛戦以来のタイトル戦となる。アマチュア時代に1勝1敗の相手と“決着”をつける。「KOしかないと思っている。新しいK-1は代々木第2体育館で始まり、いつかは第1に戻したいという気持ちだった。さいたまスーパーアリーナ以上に盛り上げて、開催できなかった福岡にまたK-1を持っていきたい」と看板選手らしく気を引き締めた。

対するペタスは昨年9月に王座を獲得すると、同12月のKO初防衛のリング上で、武尊への挑戦を宣言した。8月の対戦決定会見で「自分が勝っているのは身長だけだが、真っ向勝負して勝つ」と話していた。今回は「1月24日に勝つ器を作った。覚悟が違う」とタイトル奪取に自信をのぞかせていた。