NXT女子王者紫雷イオが、ライバルのトニー・ストームと因縁を深める大乱闘を展開した。

王座戦を要求してきたストームから「イオ、私は順番を待たずに実現させるわ。(女子トーナメント)メイ・ヤング・クラシックではイオを倒して私が優勝した。(前週)ダスティ杯でも優勝するつもりだったけどイオが台無しにした。だから、お前を痛めつけてNXT女子王座を奪ってやる」と挑発されると紫雷は黙っていなかった。リングに姿をみせ、ストームのマイクを奪うと「どこでも戦ってやる。私はお前のことが好きじゃないんだよ」と王者の風格をみせながら、堂々と挑発返し。即座にストームから襲いかかられると、乱闘に発展した。

紫雷がドロップキックでストームを場外に蹴散らすと、今度はストームの仲間メルセデス・マルティネスに背後から捕獲された。マットにたたきつけられると、負けじとミサイルキックやダブル・ニーで反撃し、とどめの月面水爆を狙ったが、今後はストームに妨害された。仲間のはずのマルティネスまでエプロンにたたきつけたストームに、紫雷もヒップアタック3連打でKOに追い込まれてしまった。会場に大ブーイングが起こる中、紫雷はストームに高々とベルトを掲げられる屈辱を味わった。