ボクシング東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・フェザー級王座統一12回戦は21日、東京・後楽園ホールで行われ、東洋太平洋フェザー級王者清水聡(35=大橋)が王座統一に成功した。

WBOアジア・パシフィック同級王者森武蔵(21=薬師寺)との王者対決を3-0の判定で制した。距離を詰めた森に細かくパンチを当て、中盤以降は左強打を軸とした連打でポイントを重ねた。判定勝ちは初めてとなる清水は「気にしていない。勝つことが大事なので。一戦必勝、全力で勝負を挑みたい」と口調を強めた。所属ジムの大橋会長から「世界(王座)が見えてきた」と言われたが「すぐ調子乗っちゃうので。この先もしっかり練習したい」と気を引き締めた。