「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(41)が次週18日(日本時間19日)のスマックダウン大会で王冠争奪マッチに臨むことが決まった。キングの王冠を奪われたキング・コービン(36)によるクレームを受け、ついにWWEが王冠争奪戦と銘打ったカードを組んだ。

この日、2週連続でコービンとの「キング対決」に臨んだ中邑は、セコンドに入った仲間のリック・ブーグスによるギター演奏で油断したコービンをコーナーに追い詰めた。けいれん式ストンピングで痛めつけると、さらに延髄切り、ダイビング・ニーでダメージを与えた。コービンのディープシックスやジャーマン・スープレックスをしのぎ、最後は丸め込みでコービンから3カウントを奪ってみせた。

試合直後、コービンに背後から襲撃され、解説席に置かれた王冠を奪われそうになった。しかしブーグスのサポートを受け、コービンの頭に乗った王冠を奪い返した中邑はリング上で歓喜のパフォーマンスをみせた。バックステージではコービンからWWEオフィシャルのアダム・ピアース、ソーニャ・デビルに対し、クレームを入れたことで、次週大会での中邑-コービンによる王冠争奪戦が決まった。