RIZINナンバーシリーズ、ランドマークシリーズに次ぐシリーズ第3弾となるTRIGGER大会が開催された。テーマは選手の再生や原点回帰、発掘や育成。全14試合が、海外では主流のケージ(金網)で行われ、メインでは前戦で朝倉未来に判定負けした萩原京平(25=SMOKER GYM)が、鮮やかなKOで、初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(38=KIBAマーシャルアーツクラブ)を撃破した。またMMA4戦全勝中ですべて1回決着のホープ、木下憂朔(21=パンクラス大阪稲垣組)は、試合後にまさかの失格となり、勝利が幻となった。

◆試合経過

第1試合 キックボクシングルール:3分×3回/55キロ


森井翼3-0
判定
FUJIMON♡

【RIZIN】現役国立大学生森井翼が最後まで手緩めず3-0判定勝ち

第1試合 森井翼対FUJIMON♡ 1回、FUJIMON♡(左)は森井にハイキックを放つ(撮影・上山淳一)
第1試合 森井翼対FUJIMON♡ 1回、FUJIMON♡(左)は森井にハイキックを放つ(撮影・上山淳一)
第1試合 森井翼対FUJIMONハート FUJIMON♡(左)にパンチを浴びせる森井翼(撮影・上山淳一)
第1試合 森井翼対FUJIMONハート FUJIMON♡(左)にパンチを浴びせる森井翼(撮影・上山淳一)

森井翼(21=テツジム) いい勝ち方とは言えないが、次につながる勝利だった。相手は打たれ強く、今大会にかける思いが伝わった。インパクトのある試合ができなかった。もっともっと練習しなければいけない。おおみそかにふさわしい選手になれるよう、所属している団体のチャンピオンになって、RIZINのリングに戻ってきたい


FUJIMON♡(29=亀岡キックボクシングジム) 情けないし悔しい。思った以上にパンチがきいて、1回から覚えていない。(ダメージが)蓄積していって自分のやりたいことができなかった。結果からしたらプロ失格だし、エンターテイナーとしても盛り上がらない負け方。そろそろけじめかなと。勝ったら復活しますけど(笑)


第2試合 MMAルール:5分×3回/61キロ


加藤ケンジ2回
TKO(レフェリーストップ)
藤原克也

加藤ケンジがレフェリーストップで勝利 パウンドで圧倒、相手流血止まらず

第2試合 加藤ケンジ対藤原克也 1回、藤原(下)にパンチを浴びせる加藤(撮影・上山淳一)
第2試合 加藤ケンジ対藤原克也 1回、藤原(下)にパンチを浴びせる加藤(撮影・上山淳一)
第2試合 加藤ケンジ対藤原克也 試合に勝利しトロフィーを受け取る加藤(撮影・上山淳一)
第2試合 加藤ケンジ対藤原克也 試合に勝利しトロフィーを受け取る加藤(撮影・上山淳一)

加藤ケンジ(31=K.O.SHOOTO GYM/3POUND) あのような形で止められてしまったが、勝ててよかった。タフな相手だった。(今後は)明日からトレーニングして、次戦に向かうだけ


藤原克也(29=SMOKER GYM) 相手の方が強かった、それだけ。もっと経験積んでレベルアップして勝ちたい。(鼻を骨折し、レフェリーストップ)正直全然きいていなかったので、まだまだいけた。悔しい


第3試合 キックボクシングルール:3分×3回/46キロ


百花3-0
判定
未來

【RIZIN】キャリア10年百花が未來に判定勝ち 流血させ有効打上回る

第3試合 百花対未來 2回、未來(右)にパンチを浴びせる百花(撮影・上山淳一)
第3試合 百花対未來 2回、未來(右)にパンチを浴びせる百花(撮影・上山淳一)
第3試合 百花対未來 2回、百花(右)にハイキックを浴びせる未來(撮影・上山淳一)
第3試合 百花対未來 2回、百花(右)にハイキックを浴びせる未來(撮影・上山淳一)
第3試合 百花対未來 試合を終え健闘をたたえ合う百花(左)と未來(撮影・上山淳一)
第3試合 百花対未來 試合を終え健闘をたたえ合う百花(左)と未來(撮影・上山淳一)

百花(28=魁塾) 何よりも勝ててほっとしている。(初のケージ戦は)試合をやっているときはあまり気にならなかった。(今後は)応援してくださっている皆さんの期待に応えられるように上を目指して、まずはRISEのチャンピオンになりたい。またRIZINに呼んでもらえるように(いとこ、政所の勝利)控室で声を出して喜んでしまった。うれしい


未來(27=Blaze) (相手は)想像より強かった。距離感やテクニック、気持ちが入ってるなと思った。(初RIZINは)すごく華やかだった。とりあえず今は、ゆっくり休みたいです


第4試合 キックボクシングルール:3分×3回/61キロ


市村大斗2回
TKO
テーパリット・ジョウジム

【RIZIN】元世界王者テーパリット、右フック1発で市村大斗を沈める

第4試合 市村大斗対テーパリット・ジョウジム 1回、ジョウジム(右)にパンチを放つ市村(撮影・上山淳一)
第4試合 市村大斗対テーパリット・ジョウジム 1回、ジョウジム(右)にパンチを放つ市村(撮影・上山淳一)
第4試合 市村大斗対テーパリット・ジョウジム 2回、市村(手前)にTKO勝ちし、喜ぶジョウジム(撮影・上山淳一)
第4試合 市村大斗対テーパリット・ジョウジム 2回、市村(手前)にTKO勝ちし、喜ぶジョウジム(撮影・上山淳一)

市村大斗(23=多田ジム) はじめてのKO負けで現実が受け止められていない。パンチは覚えていない。動画を見て何を受けたかわかり、すごくショック。20戦してきて今までなかったので、考えながら頑張っていきたい


第5試合 キックボクシングルール:3分×3回/53キロ


政所仁2回
TKO
平松侑

【RIZIN】政所仁、鮮やかKO勝ちでRIZIN参戦3連勝

第5試合 政所仁対平松郁 2回、平松(上)にハイキックを浴びせダウンを奪う政所(撮影・上山淳一)
第5試合 政所仁対平松郁 2回、平松(上)にハイキックを浴びせダウンを奪う政所(撮影・上山淳一)
第5試合 政所仁対平松郁 2回、政所は平松からTKO勝ちを収め喜ぶ(撮影・上山淳一)
第5試合 政所仁対平松郁 2回、政所は平松からTKO勝ちを収め喜ぶ(撮影・上山淳一)

政所仁(23=魁塾) ほっとした。相手は身長が高くて入りにくいなと思ったが、2回で修正できた。(閉所恐怖症)ケージに鍵をかけられたところが怖かったが、それくらいで(よかった)


平松侑(19=岡山ジム) (相手は)あんまり覚えていないが、思っていたよりは手ごたえがあった。今まで出てきた中で一番大きな大会で緊張した。このような大会に出させてもらっていい経験。これをばねにもっと上を目指したい


第6試合 MMAルール:5分×3回/61キロ


釜谷真2回
TKO
ダイキ・ライトイヤー

【RIZIN】ライトイヤーKO勝ち、釜谷の顔面に左の跳びひざ蹴り決めた

第6試合 釜谷真対ダイキ・ライトイヤー 1回、釜谷(左)を攻撃するダイキ・ライトイヤー(撮影・上山淳一)
第6試合 釜谷真対ダイキ・ライトイヤー 1回、釜谷(左)を攻撃するダイキ・ライトイヤー(撮影・上山淳一)
第6試合 釜谷真対ダイキ・ライトイヤー 2回、釜谷真(右)から勝利を収めガッツポーズするダイキ・ライトイヤー(撮影・上山淳一)
第6試合 釜谷真対ダイキ・ライトイヤー 2回、釜谷真(右)から勝利を収めガッツポーズするダイキ・ライトイヤー(撮影・上山淳一)

ダイキ・ライトイヤー(33=修斗ジム神戸) めっちゃうれしい、自分でもびっくり。(相手は)もっとジャブの刺し合いになると思ったが、意外と組み付いてくる感じでイメージとは違った。(地元で勝利)感謝の気持ちしかない。今日に限ったことではないが、どこでも応援に来てくれるので心強い。(今後)早く子供に会いたい


釜谷真(38=SWAG GYM KYOTO) 楽しかった。最初やった時は「あ、いける」と思った。やってきた作戦は結構はまったと思ったが、お互い作戦がはまったみたいで、僕が負けてしまった。(前十字じんたい断裂)最後の試合でこんな大けがをするのも僕らしくていいかな。(初RIZIN)目指してきてよかったな、と。今度こそ本当に引退。17年間、最高の仲間と最高の応援してくれる人たちのおかげで本当に楽しかった


第7試合 MMAルール:5分×3回/73キロ


奥田啓介1回
一本
グラント・ボグダノフ

【RIZIN】柔術ボグダノフ一本勝ち チョークで奥田啓介からタップ奪う

第7試合 奥田啓介対グラント・ボグダノフ 1回、ボグダノフ(手前)は奥田に関節技を決め勝利を収める(撮影・上山淳一)
第7試合 奥田啓介対グラント・ボグダノフ 1回、ボグダノフ(手前)は奥田に関節技を決め勝利を収める(撮影・上山淳一)
第7試合 奥田啓介対グラント・ボグダノフ 試合に勝利しトロフィーを受け取るボグダノフ(撮影・上山淳一)
第7試合 奥田啓介対グラント・ボグダノフ 試合に勝利しトロフィーを受け取るボグダノフ(撮影・上山淳一)

グラント・ボグダノフ(27=アメリカ/ALMA FIGHT GYM LIFE) 練習通りにいってよかったし、これからも機会が増えると思っている。ポジティブに思っている。(相手)フィジカルが強くて手ごわい相手だった。(初RIZIN)やっぱりRIZINが一番ですね。光栄でした。大みそかのRIZINでホベルト・サトシ・ソウザ選手と戦って、柔術を盛り上げたい


奥田啓介(30=フリー、DORAGONGATE) プロレスは連戦でやるわけですし、打たれ強さっていうものをもっと鍛えていかなければならない。やられてもやられても立ち上がるという強さをつけたい。「プロレスが一番強い」ということを伝えたい。俺はまだまだ終わらない


第8試合 MMAルール:5分×3回/66キロ


鈴木千裕3-0
判定
山本空良

【RIZIN】鈴木千裕が山本空良に判定勝ち 左フックでひざをつかせる

第8試合 鈴木千裕対山本空良 1回、鈴木(手前)に関節技を決める山本(撮影・上山淳一)
第8試合 鈴木千裕対山本空良 1回、鈴木(手前)に関節技を決める山本(撮影・上山淳一)
第8試合 鈴木千裕対山本空良 2回、山本(左)にハイキックする鈴木(撮影・上山淳一)
第8試合 鈴木千裕対山本空良 2回、山本(左)にハイキックする鈴木(撮影・上山淳一)

鈴木千裕(22=クロスポイント吉祥寺) 前回の負けから本当にいろんなことがあったので、まずは1勝できてほっとしている。作戦通りだったが、KOできなかったのは悔しい。久しぶりのフルラウンド。キックとMMAはスタミナ配分などでも別種目なんだなと、収穫とともに勉強になりました。次に向けての鍵になるんじゃないか。大みそか、ふさわしい相手を用意してほしい。僕はRIZIN TRIGGERで引き金を引いたので、その価値を証明したい


山本空良(21=パワーオブドリームジム) 悔しい。相手選手がすごく強くて、自分の足りないところが見えてきた。技術や試合の慣れもそうですが、一番は気持ちから負けていたんじゃないかと。初めて大きな舞台でやって、緊張もしてしまって周りも見られなかった。フェザー級で日本一になりたいと思っている。いつかは大みそかのRIZIN本戦に出られたら


第9試合 MMAルール:5分×3回/57キロ


竿本樹生判定
2-1
松場貴志

【RIZIN】竿本樹生が松場貴志に僅差判定勝利 開始から打撃を狙う展開

第9試合 竿本樹生対松場貴志 2回、攻撃し合う松場(左)と竿本(撮影・上山淳一)
第9試合 竿本樹生対松場貴志 2回、攻撃し合う松場(左)と竿本(撮影・上山淳一)
第9試合 竿本樹生対松場貴志 3回、攻撃し合う松場(左)と竿本(撮影・上山淳一)
第9試合 竿本樹生対松場貴志 3回、攻撃し合う松場(左)と竿本(撮影・上山淳一)

竿本樹生(25=BRAVE) 負けも覚悟した。何とか勝ててほっとしている。(相手は)弱くないけど強くないっていう印象だったが、トリッキーなので試合を作るのがうまい選手だと思った。今回みたいな試合で、タイトルマッチをやりたいなど言える立場じゃない。フライ級の他の選手といっぱい組んでいただいて、コツコツと上を目指したい


松場貴志(30=パラエストラ加古川) アズキともち米の量を間違えた、という感じ。相手は印象通りだった。初参戦で気持ち良かったけど、勝ちたかったすね。やっぱり分量間違い。アズキの量がすごく多かった。フライ級のトップ戦線で十分に戦えるので、そこに入れて欲しい


第10試合 MMAルール:5分×3回/61キロ


獅庵1回
TKO
魚井フルスイング

【RIZIN】魚井フルスイングTKO勝ち 左フックに相手は尻もち

第10試合 獅庵対魚井フルスイング 1回、獅庵(左)にパンチを浴びせる魚井(撮影・上山淳一)
第10試合 獅庵対魚井フルスイング 1回、獅庵(左)にパンチを浴びせる魚井(撮影・上山淳一)
第10試合 獅庵対魚井フルスイング 1回、獅庵(左)は魚井に敗れがっくりする(撮影・上山淳一)
第10試合 獅庵対魚井フルスイング 1回、獅庵(左)は魚井に敗れがっくりする(撮影・上山淳一)

魚井フルスイング(36=和術慧舟会HEARTS) 毎回、勝った時ってほっとするのが先に来る。ぱっと言い切れないくらいいろいろな方面でサポートをしていただいたので、その方々へ感謝です。(今後については)大みそかとか言いたいんですけど、ちょっと頭が働かない。(後の試合に)うちの若手が控えているので、そのことで頭がいっぱい


第11試合 MMAルール:5分×3回/77キロ


住村竜市朗2回
反則
木下憂朔

【RIZIN】木下憂朔1度は勝利も金網つかんで踏み付ける重大反則で失格

第11試合 住村竜市朗対木下憂朔 1回、住村(左)にパンチを浴びせる木下(撮影・上山淳一)
第11試合 住村竜市朗対木下憂朔 1回、住村(左)にパンチを浴びせる木下(撮影・上山淳一)
第11試合 住村竜市朗対木下憂朔 2回、住村(左)を攻撃する木下(撮影・上山淳一)
第11試合 住村竜市朗対木下憂朔 2回、住村(左)を攻撃する木下(撮影・上山淳一)

住村竜市朗(35=TEAM ONE) 相手が一枚上手だった。ルールがあるんでしょうけど負けは負け。ここまでコテンパンにされたら何も言い訳できない


木下憂朔(21=パンクラス大阪稲垣組) 勝ったときは興奮した。興奮したから(金網を)つかんでしまったのかも。(失格負けとなり)めっちゃ落ち込んだ。場所は関係なく、緊張もなくできたのでよかった。今後はパンクラスのベルトに向けてやっていく。次RIZINに出たら、つかまないようにしたい


第12試合 MMAルール:5分×3回/77キロ


ストラッサー起一1回
一本
川中孝浩

【RIZIN】ストラッサー起一 右フック2連発で倒し肩固めでタップ奪う

第12試合 ストラッサー起一対川中孝浩 1回、ストラッサー起一は川中(左)にパンチを浴びせる(撮影・上山淳一)
第12試合 ストラッサー起一対川中孝浩 1回、ストラッサー起一は川中(左)にパンチを浴びせる(撮影・上山淳一)
第12試合 ストラッサー起一対川中孝浩 1回、ストラッサー起一は川中(左)から勝利を収める(撮影・上山淳一)
第12試合 ストラッサー起一対川中孝浩 1回、ストラッサー起一は川中(左)から勝利を収める(撮影・上山淳一)

ストラッサー起一(40=総合格闘技道場コブラ会) 2年くらい前からYouTubeをやり始めて、そこで辛口のことばかり言っているので、勝たないといけないと思って臨んだ。勝てて良かった。緊張もあったが、イメージ通りというか。僕も40歳、まだまだ盛り上げていく立場。これからもファンが臨む試合ができれば


川中孝浩(31=BRAVE)「いけるかな」と思ったシーンは何度かあったが、大振りになったところをやられてしまった。たくさん反省点が出た。相手は組みが強い印象で、得意なパターンに持って行けるのは強い選手だなと。すごく豪華な舞台でできたのは光栄。今回負けてしまったが、反省点を改善し、所属のタイトルマッチではしっかりベルトを取って、この舞台に戻ってきたい


第13試合 MMAルール:5分×3回/68キロ


堀江圭功3-0
判定
中田大貴

【RIZIN】元UFCファイター堀江圭功が判定勝利 決定打許さなかった

第13試合 堀江圭功対中田大貴 1回、中田(右)に打撃する堀江(撮影・上山淳一)
第13試合 堀江圭功対中田大貴 1回、中田(右)に打撃する堀江(撮影・上山淳一)
第13試合 堀江圭功対中田大貴 3回、堀江(右)に蹴りを放つ中田(撮影・上山淳一)
第13試合 堀江圭功対中田大貴 3回、堀江(右)に蹴りを放つ中田(撮影・上山淳一)

堀江圭功(26=ALLIANCE) KOしたかったが、1回の打撃でおそらく右の拳が折れてしまって倒せなかった。(相手は)笑顔で血をだらだらさせながら向かってきて、本当に気持ちが強いファイターだな、と。思った以上にタフだった。今後はケガを治して、また次に向けて頑張りたい


中田大貴(25=和術慧舟会HEARTS) 悔しいです。悔しい。実力差があるのはわかっていた。気合でなんとかなるかと思ったが、やっぱりダメだった。楽しい時間を過ごさせていただいた。あの舞台に立てたのはありがたいこと。もっともっと練習して、いいパフォーマンスできるように頑張る。応援してください


第14試合 MMAルール:5分×3回/66キロ


昇侍2回
TKO
萩原京平

【RIZIN】萩原京平が昇侍撃破 打撃戦で優位に立ちレフェリーストップ

第14試合 昇侍対萩原京平 1回、昇侍(左)に蹴りを放つ萩原(撮影・上山淳一)
第14試合 昇侍対萩原京平 1回、昇侍(左)に蹴りを放つ萩原(撮影・上山淳一)
第14試合 昇侍対萩原京平 1回、昇侍(左)にパンチを見舞う萩原(撮影・上山淳一)
第14試合 昇侍対萩原京平 1回、昇侍(左)にパンチを見舞う萩原(撮影・上山淳一)
第14試合 昇侍対萩原京平 勝利後、マイクパフォーマンスする萩原京平(撮影・上山淳一)
第14試合 昇侍対萩原京平 勝利後、マイクパフォーマンスする萩原京平(撮影・上山淳一)

萩原京平(25=SMOKER GYM) 最高です。その一言に尽きます。(相手は)印象通り良い選手で、男の真っ向勝負ができた。テークダウン取られたときは焦ってしまったが(セコンドの)岩崎さんの指示で動けた。(今後)大みそか、試合に出たいと思っている。そして来年、朝倉未来選手にリベンジしてベルトを取りたい


昇侍(38=KIBAマーシャルアーツクラブ) 悔しいが、自分が目指した会場が沸くような試合ができたことはうれしい。右ストレートのキレがすごくて何発か見えなかった。(自分が得意の)左フックの対策もされていたので、すごくレベルの高い選手だと思った。落ち込んでいても仕方ない。勝とうが負けようが、前を向いてリングで命を懸けて戦うことが使命。今後も前を向いて戦い続けたい