日本ボクシング界最大規模のビッグマッチとなる29日の王座統一戦が延期となったWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)は延期発表翌日も練習継続した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大で、3日にIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)の王座統一戦(29日、さいたまスーパーアリーナ)が来春延期と発表されたが、村田は4日も都内の所属ジムで休むことなく、練習に取り組んだ。

所属ジム公式サイトを通じ「本日もしっかり動き切ることができ、1週間を終えました。試合延期は残念ですが、気持ちの問題だけで練習を休むわけにはいかないので頑張っています」と報告。まだ日程については再調整が始まったばかりだが「吉報を待ちながら磨き上げてまいります!」と意欲を示していた。