那須川天心(23=TARGET/Cygames)と来年6月に対戦するK-1王者・武尊(30)が、那須川のRIZINラストマッチ後、会場に現れた。五味隆典(43=イーストリンカンラスカルジム)との試合を終えた那須川とともにリング上に立ち、来年6月の試合への意気込みを語った。

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武尊は「K-1でもなくRIZINでもなく、中立な新しいリング。日本格闘技界が1つになるきっかけになるような試合になると思う。最高の試合にして必ず勝つので、応援よろしくお願いします」と話した。

那須川も応えるように「本当に皆さんが待った試合で、僕も非常にわくわくしている」と気持ちを高めた。

武尊は昨年大みそか大会で初めて那須川の試合を観戦。試合後にはリング上の那須川から紹介されるなど、両者の対決実現に向け、大きな1歩を踏み出した。今年3月には、今度は那須川が武尊の試合を見に訪れ、さらに可能性が高まった。世紀の一戦は6月に行われる予定だったが、武尊の右拳のケガで延期。那須川は来年ボクシング転向を表明しており、実現が厳しくなったかに思われたが、今月24日に両者そろっての会見で来年6月に対戦することが発表された。

那須川はRIZINラストマッチで五味隆典(43=イーストリンカンラスカルジム)と引き分けだった。

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