YOH(33)が元盟友対決を制した。ユニット「ロッポンギ3K」でタッグを組んでいたSHO(32)とのスペシャルシングル戦に臨み、12分32秒、ファイブスタークラッチ(変形回転足折り固め)でフォール勝ち。

一緒に新日本プロレス道場で苦楽をともに、一緒に海外修行にも出た間柄。SHOの裏切りで因縁の相手となった。

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YOHは「思ったのは、本当にひとつだけなんですけど。彼に対して、SHO君に対して『裏切ってくれてありがとう』って思います。それだけです」と淡々と振り返った。

スターゲイザー(変形ニーロック)で追い詰めながらも、SHO所属のユールユニット「ハウス・オブ・トーチャー」のディック東郷の介入もあってレフェリーの目を奪われ、ギブアップを奪えなかった。逆にSHOのスネークバイト(変型三角絞め)で追い詰められたが、何とかロープ回避。エプロンにいた東郷にSHOの体を激突させ、そのままファイブスタークラッチに入って3カウントを奪った。試合後、SHOに何度も踏みつけられたものの、トラースキックで撃退したYOHは、リング上で雄たけびをあげていた。