ノア杉浦貴(51)が新日本の鈴木みのる(53)と激しい乱打戦を展開した。

桜庭和志(52)、負傷欠場のKENTAの代役、新日本の矢野通(43)と組み、新日本ユニットの「鈴木軍」TAKAみちのく(48)、鈴木、タイチ(41)組と対戦。試合も杉浦自らが9分37秒、オリンピック予選スラムでTAKAからフォールを奪った。

【新日本vsノア対抗戦】全試合ライブ詳細

場外で鈴木と張り手合戦を繰り広げると、リング上でも強烈なエルボー合戦。張り手の応酬と1歩も引かない展開となった。試合権利がTAKAに移ると、杉浦は前方裸絞めで相手の体力を削っていると、鈴木のキックやエルボーを浴びた。介入の多い鈴木の足を引っ張って抑えた矢野の“アシスト”を受けると、杉浦はTAKAを仕留めに入った。逆さ押さえ込み、ランニングニー、スーパーキックと連続攻撃を耐え切ると、最後は強烈な短距離ラリアットで倒し、とどめのオリンピック予選スラムでマットにたたきつけた。

新日本所属ながら好サポートしてくれた矢野に対し、杉浦は「さすが良い仕事してくれる」と笑顔。ケイオス時代の盟友矢野を仲間に呼んだ桜庭は「さすが、よかったです。また次回」と矢野の継続タッグを希望していたが、杉浦は「次回はない…」とキッパリ言い切っていた。