WWE最高位ベルトを保持する2人の王者がリング上でにらみ合った。

WWEヘビー級王者ブロック・レスナー(44)がスマックダウンのリングに乗り込み、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)と因縁を深めた。

新型コロナウイルス検査の陽性判定で1月1日のPPV「DAY1」大会を欠場したレインズが先にリングへ登場。自身の欠場でレスナーとの防衛戦が消滅していたものの「もう2度と会いたくないヤツが2人いる。それがレスナーと(レスナー代理人ポール・)ヘイマンだ」と発言していると、会場の大歓声を浴びながらレスナーがヘイマンを引き連れてリングに入った。自らマイクを握るとレスナーが「俺を認めろ。みんなが望んでいる王者対決をしようか」と王者対決を要求した。

レインズから「ヘイマンのようなクズと一緒にいるヤツとは関わりたくない」と拒否されたレスナーは、話に割り込もうとしたヘイマンを「黙れ」と制していると隙を与えてしまった。背後からレインズのスーパーマンパンチを浴びる痛恨の失態。レスナーは1月29日のPPVロイヤルランブル大会(米セントルイス)で挑戦者ボビー・ラシュリーとの防衛戦を控えているものの、レインズとの因縁が深まる形となった。