総合格闘技RIZINの榊原信行CEO(58)は21日、オンライン形式でTRIGGER2大会(2月23日、静岡・エコパアリーナ)のカード発表会を開き、昨年大みそか大会で物議をかもした「事前打ち合わせ」問題について、あらためて謝罪した。

元K-1ウエルター級王者久保優太がユーチューバー格闘家シバターに1回一本負けを喫した試合後、試合前に両者の打ち合わせがあったことを示す画像が拡散。両者をはじめ、関係者によるSNSを通じてネット上で大きな騒動となった。

榊原CEOは会見の冒頭3分を使って謝罪。「ご心配をかけたこと、怒りに近い思いを抱かせてしまったことをこの場でおわびしたい。そう思っています」と頭を下げた。

一方で「ただ、小さくまとまる気はない」と宣言。「起きたことを考察して、RIZINとして学んだこと、経験したことを力に変えて、22年もさらに必要としてもらえる舞台になるべく、志し高き選手たちとともに戦っていきたい」と、団体の成長を約束した。