大雅(25=チームドラゴン)と高橋亮(26=真門ジム)の第10試合は、お互いに1度のダウンを奪い合い、判定の結果、ドローとなった。

2回までは高橋のペースだった。1回に大雅がバランスを崩したところで膝蹴りを決め、ダウンを奪った。蹴りだけでなく、パンチにも自信があるという高橋は、2回以降も相手の攻撃をうまくかわしながら、隙を見て、効果的な打撃でダメージを与えていった。

一方で3回は大雅が巻き返す。積極的に前に出ながら、重い左のパンチを次々と浴びせ、ダウンを奪うと、最後まで攻撃を続け、ドローに持ち込んだ。高橋は途中で足を痛めた影響もあり、後半劣勢になった。