新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者石森太二(39)が、今月15日の愛知大会で開幕するジュニア最強を決めるリーグ戦、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)29に向け、闘志をみなぎらせた。

前日1日の福岡大会で同級王座3度目の戴冠を果たした石森は2日、都内で行われた同リーグのカード発表記者会見に出席。「正直うれしかった」と大会を振り返りながらも「BOSJが間近に控えているのでうかうかしていられない」と真剣な表情。「今はこのベルトとともに、トロフィーをとってリング上に立つということが目標」と、王者として迎えるジュニアの祭典へふんどしを締め直した。

石森はAブロックにエントリー。「また同じブロックに金丸と田口がいるんだよ」と、天敵の存在に苦笑い。さらには、同ブロックには、昨年優勝の高橋ヒロムや準優勝のYOHなど、強豪がひしめく。「本当に俺に優勝させたくないんだな。会社の陰謀を感じる。すべて俺がぶっ壊します」と、気合たっぷりに語った。

BOSJはジュニアヘビー級選手によるシングルリーグ戦。A、Bブロックに分かれて行われ、ブロック1位同士が対戦し優勝を決める。決勝戦は6月3日、東京・日本武道館で開催。藤波辰爾が特別立会人を務める。

3年ぶりの単独開催となる今大会は、19年以来となる豪華全20選手がエントリー。GLEATのエル・リンダマンやAEWのウィーラー・ユウタなど、ユニークなメンバーがそろった。

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