プロボクシングIBF世界ライト級13位三代大訓(27)と日本バンタム級ユース王者富施郁哉(23=ともにワタナベ)が11日にオーストラリア・ニューカッスルのリングに立つ。

三代は10日、フランシス・チュア(オーストラリア)とのライト級8回戦を控え、ともに200グラム少ない61キロで計量をパス。昨年12月、元日本ライト級王者西谷和宏(VADY)に6回TKO勝ちを収めて以来約6カ月ぶりのリング。初めての海外マッチに臨む。

富施は日本未公認となるWBOスーパーバンタム級オリエンタル王者サム・グッドマン(オーストラリア)に挑む。

IBFインターコチネンタル同級王座決定戦も兼ねたメインイベントに備え、同日、富施は100グラム少ない55・2キロ、グッドマンは300グラム少ない55・0キロでそれぞれクリアした。

富施にとって昨年10月、田井宣広(RST)との日本バンタム級ユース王座決定戦で判定勝利して以来のリング。18年10月、韓国での試合以来、2度目の海外マッチとなる。