頚髄(けいずい)損傷を負ったプロレス団体ゼロワンの大谷晋二郎(50)が1日、団体を通じてコメントを発表した。4月10日の両国国技館大会のメインイベントにて負傷し、頸髄(けいずい)損傷と診断を受けて治療、リハビリに取り組んでいる。

団体によると、8月中旬にリハビリに専念できる体調になり、都内のリハビリ専門病院に転院。現在も首から下はまひ状態で携帯の操作ができないため、このコメントは看護師に本人が口頭で伝え、代筆したものだという。

大谷のコメントは以下の通り。

「熱いプロレスファンの皆様、そしてプロレス業界の皆様

温かい励ましの言葉、そしてたくさんのご支援、本当に心の底からありがとうございます。

僕は、今も毎日一所懸命に生きています。今僕は、治療・リハビリに集中できるようにとの周囲の方のご配慮により、大好きなプロレス界の『今』が耳に届かない環境で過ごしています。

今のプロレスの風景はどんなだろう、、そんなことを思いながら日々リハビリに励んでいます。これを乗り越えれば、大好きなプロレスの世界に帰れるのだ、と信じて頑張っています。やっぱりプロレスは、僕に力を与えてくれるもの。プロレスは最高です!

今も日々プロレスをするプロレスラーの皆様に心からの敬意を表します。そしてコロナに負けず、会場に足を運んで下さるファンの皆様、本当に本当にありがとうございます。

大谷晋二郎は、必ず皆様の前に帰ります。今後ともプロレスをよろしくお願いします。

令和4年8月27日大谷晋二郎」(原文ママ)