ローキックやばいだろ! “日本ムエタイ界の至宝”の異名を取った梅野源治(33=PHOENIX)が、今年3月の皇治戦以来7カ月ぶりのRIZINでその実力を証明した。

RIZIN3戦目となったトレント・ガーダム(25=オーストラリア)と肘ありのキックボクシングルールで対戦し、左ローキック一撃。1回21秒で相手をマットに沈めた。

右膝裏に強打をくらったガーダムは終了のゴングの後も、苦悶(くもん)の表情を浮かべて自ら立ち上がれず。その後は、担架に乗って退場した。

RIZIN初勝利となった梅野は、マイクを持つと満足げな表情を浮かべた。「試合前から試合後まで、勝とうが負けようがみんなを盛り上げられる梅野源治です。どうでしたか? ムエタイの梅野源治、結構やばかったでしょ」と、興奮気味に振り返った。

3月の皇治戦では判定勝ちを確信も、2-0でまさかの判定負け。ジャッジの際に、不服そうな顔で「やばいだろ!」と叫んだことで話題となった。その後、格闘技ファンを中心に「やばいだろ!」が流行語になり、この日の梅野の勝利後もSNSには「ヤバすぎるだろ」「YAVAY」など関連ワードが踊った。

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