イヨ・スカイ(紫雷イオ)が中東決戦でアスカを下し、6日ぶりにWWE女子タッグ王座を奪回した。パートナーのダコタ・カイとともに10月31日のロウ大会の防衛戦で敗れていたアスカ、アレクサ・ブリス組にダイレクトリマッチで再戦。中東興行ならではとなる全身を覆ったジャンプスーツ風コスチューム姿でファイト。ニッキー・クロスの乱入もプラスに働き、カイがブリスから3カウントを奪った。

スカイがスワンダイブ式ミサイルキックでアスカをコーナーから場外に落とすと、落下の際にアスカの右ひざ負傷を誘った。好機とみた挑戦者組は蹴りや関節技でアスカの患部を集中攻撃。フラップジャックも成功させるなど猛攻を続けた。カイがブリスのツイステッドブリス(旋回式ボディーアタック)を狙われたピンチには、レフェリーの死角を突いてニッキー・クロスの乱入があった。クロスのDDTでマットにたたきつけられたブリスの上にカイがフォールに入って3カウントを奪った。アスカ組との中東決戦を制したスカイはカイとともに大歓声を浴びながら王座返り咲きを喜んでいた。