米プロレスWWEでも活動する新日本プロレスのNEVER無差別級王者カール・アンダーソンが防衛戦のために近い将来、日本に向かうと宣言した。配信サービス、スポティファイのWWE番組「アフター・ザ・ベル」にパートナーのルーク・ギャローズとともに出演。11月5日の新日本大阪大会で予定されていたヒクレオとの2度目防衛戦をキャンセルし、同日にサウジアラビア・リヤドで開催されたWWEクラウン・ジュエル大会の6人タッグ戦を優先させたことでダブルブッキング騒動となった。

アンダーソンは「その時間になったら(新日本に)帰る。新日本は通常、王者が試合することができなくなった時、王座を剥奪する。自分たちが何をしようとしているかについて完全に合意していなかった時、先に防衛戦を発表したので、そこに寛大な配慮があった。『その日』が近づいている」と新日本マット復帰が間近に迫っていることを明かした。

今回のダブルブッキング騒動で誹謗(ひぼう)中傷を多く受け取ったことも明かしたアンダーソンは「この(新日本復帰)日付を発表するのが待ち切れない。なぜなら(批判する)人々は本当に私を嫌っているからだ」と説明。ファンの信頼を回復するファイトを約束した。なお米専門メディアでは来年1月4日の新日本東京ドーム大会でアンダーソンがNEVER無差別級王座の防衛戦を行うのではないかとの見通しを報じている。