WBA世界スーパーフライ級王者のジョシュア・フランコ(27=米国)は井岡を大いに苦しめ、2度目の王座防衛を果たした。積極的に前に出て左ジャブを繰り出し、前半6回を終えてジャッジ3人全員の支持を得た。後半は被弾が多くなり、1-0のドローに持ち込まれたが、好戦的な姿勢は崩れなかった。
試合後のフランコとトレーナーのガルシア氏の一問一答は以下。
-試合をふりかえって
フランコ「とてもいい試合だった。また次の試合でリマッチで帰ってきたい」
-井岡の印象は?
フランコ「非常にタフな選手だった。でもそれは予想していたことだ」
-判定についてどう思う
ガルシア(トレーナー)「井岡のホームの国なのでこんなこともある。1、2ポイント差のクロスゲームだった。すごくいい試合。もう1回やらなければ」
-フランコさんも井岡と再戦を望むか
フランコ「ぜひこの試合はまたやりたい。判定は自分が勝っていたと思うが、ジャッジの判定をリスペクトします」
-試合でできたことと、できなかったことは
フランコ「王者同士なのでハイレベルな戦だ。それをやった。少しスローダウンはあったが、自分がポイントは取っていたと思う」
-井岡のパンチは効いたか。
フランコ「速いパンチだった(効いたかどうかは答えず)」
-視察にきていたWBC王者のエストラーダと、井岡のどちらと戦いたいか
フランコ「井岡とリマッチをやりたい。次は間違いなく勝つ」