RIZINを主戦場にする人気格闘家、朝倉未来(30=トライフォース赤坂)がプロデューサーを務める1分1ラウンドで最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第7回大会(2月19日)のオーディション動画が9日までにユーチューブで配信されている。

これまで、プロ格闘家にとどまらず、人気ユーチューバーやタレントなど多数の著名人が出場してきたこの大会。異色の格闘技イベントとして一大ムーブメントを起こし、回を追うごとに規模を拡大し続けている。今回のオーディションには過去最多2600件の応募から書類選考を突破した約150人がA~Rの18グループに分かれて参加した。

「ボリューム2」では、“元アウトローのカリスマ”こと瓜田純士と、過去にその瓜田をボコボコにして逮捕されたと語るバン仲村の因縁対決が決定した。Gグループのオーディション中に瓜田が、同じくひな壇に座っていた仲村に「ぼちぼちケリつけようか、ブラザー」と呼びかけた。

この呼びかけに、仲村もやる気満々の反応。「もはや純士のことはいとしくなってきちゃってて、生き別れた彼女に会うような、そんな気持ちになってる。いよいよ俺の清算」と快諾した。瓜田が「個人的な遺恨の最高傑作にしようかなと思ってる」と話せば、仲村も「いよいよだな。時は満ちたよ」と話し、最後はハグを交わして健闘を誓った。

ブレイキングダウンの人気ファイターで“戦う料理人”ことこめおと、RIZINファイターYUSHIの対戦も決定した。挑戦表明を受けたYUSHIは「(こめおが)いろんなところで『(YUSHIから)スパーリングでダウンを取った』と話していると聞いた。男らしくないと思った」と、こめおに倒されたとネットでうわさされたことについて不快感をあらわにした。それでも「本気で勝てるならこの舞台で戦おう」と、こめおの挑戦を受け入れ、対戦が決定した。