新日本プロレスは1日、飯伏幸太(40)の退団を発表した。公式ホームページなどで「2023年1月31日をもちまして新日本プロレスを退団しましたことをご報告致します。このたび、契約期間満了により退団という運びとなりました」とした。

<最近の飯伏>

◆21年10月 史上初の3連覇を狙ったG1の優勝決定戦オカダ・カズチカ戦で、コーナートップからの大技フェニックス・スプラッシュを誤爆。右肩関節前方脱臼骨折及び関節唇損傷の診断で、長期の欠場期間に入る。

◆22年2月 新日本が飯伏の復帰とニュージャパンカップ出場を発表も、協議の結果一転して欠場に。

◆22年3月 新日本に無断で、他団体の大会にセコンドとして参加。

◆22年5月 無断参加を問題視した担当者からLINEを通じて解雇通告ともとらえられるメッセージを送られたことを自身のツイッターで告発。「理不尽パワハラはこんど一気に暴露します」などと投稿し、その後も、団体への不満や批判ともとれるツイートを立て続けに行い、新日本からの解雇も示唆。

◆22年同月 新日本が契約更新を発表。大張高己社長は会見を開き、「今回の件をもって契約解除ということは考えておりません」と話した。

◆22年6月 飯伏は選手契約違反により3カ月減俸10%、管理責任として大張高己社長に3カ月減俸10%、担当者に不適切発言に基づく服務規律違反として3カ月10%減俸及び職務内容変更の処分を発表。

◆23年1月 新日本と飯伏が退団を発表。