ボクシングの元世界3階級制覇王者で、3150FIGHTを手がける亀田興毅ファウンダー(36)が15日、都内での前日計量後に今後の計画を明かした。東京初進出の興行は16日に代々木第2体育館で行われる。

興毅氏は「今回ドタバタあったが、何とかダブル世界戦(を)実現することができた。この2試合に関しては話題にもなって、注目も集めている。それ以外にも注目カードは多い。大阪で生まれた3150FIGHTも今年はシーズン2。もっといくので、先を見据えた取り組みも楽しみにしてほしい。選手が輝く舞台、すべてを見てほしい」と語った。

重岡兄弟のダブル世界戦だが、いずれも暫定王座決定戦となる。試合結果を受けて当然、正規王者との統一戦へ動く。

興毅氏は「勝ったら統一戦ですよ。ストーリー的にもおもろい。(正規の)チャンピオンが応じなかったら剥奪だし、早い段階でやらないといけない」と意気込んだ。

「3150FIGHT」は、1シーズン3興行と決めており、締めくくりを年明けの1月6日で定着させたい意向を持つ。重岡兄弟が今回、暫定王座を手にすれば、次回興行で統一戦実現を狙う。「ゲートが開いた瞬間に出遅れたけどね。ディープ(インパクト)ばりの脚があるから。一気に差し切るよ」と話した。