超(スーパー)RIZIN2大会が7月30日、さいたまスーパーアリーナで開催されることが27日、発表された。超RIZINは22年9月以来2度目開催となる。同日、東京・新宿区で記者会見が行われ、フェザー級ワンマッチで朝倉未来(30=トライフォース赤坂)-ヴガール・ケラモフ(31=アゼルバイジャン)戦、元RIZINバンタム級王者朝倉海(29=トライフォース赤坂)-元ベラトール同級王者フアン・アーチュレッタ(35=米国)とのRIZIN同級王座決定戦が発表された。

この日の会見には、米人気団体ベラトールのスコット・コーカー代表も出席。超RIZIN2大会で、前RIZINバンタム級王者堀口恭司(32=アメリカントップチーム)がベラトール・フライ級王座決定戦に出場し、DEEP同級王者・神龍誠(22=神龍ワールドジム)と同王座を懸けて激突することも発表された。さらにベラトール・ライト級GP1回戦として元ベラトール・フェザー級王者AJマッキー(28=米国)-元ベラトール・ライト級王者パトリッキー・フレイレ(37=ブラジル)戦が行われることも決まった。

なおベラトールを主戦場としている女子フライ級の渡辺華奈(34=FIGHT,S FLOW)、トフィック・ムサエフ(32=アゼルバイジャン)の参戦も発表された。

今回の超RIZINはベラトールと「合体興行」となる。前半の試合はベラトールの試合がケージ(金網)が行われ、その後、リングに変更。RIZINのカードが行われるという。RIZINの榊原信行CEOは「真夏の格闘技の祭典としてしっかり盛り上げたい。ケージとリングの試合が同じ日にある。1粒で2度おいしいと思う」と言葉に力を込めた。コーカー代表は「2つの団体が1つのものをつくる努力の結晶が作り上げられると思う」と強調した。

昨年の超RIZIN1大会ではメインで朝倉未来とプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)によるボクシングに準じたステンディングバウト形式エキシビション戦が開催されていた。