立ち技格闘技のK-1は18日、世界展開に向けて桜庭和志(54)プロデュースの寝技格闘技のグラップリング大会「QUINTET」と資本業提携を締結し、初の共同イベント「REBOOT」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)を開催すると発表した。

QUINTETは18年に桜庭が旗揚げ。打撃を禁じ、投げや関節、絞め技などの組み技のみ有効のグラップリングイベント。今回、ナンバーシリーズが同年10月の米国大会以来、5年ぶりに復活となる。

今大会で、桜庭の長男大世(たいせい)が、プロデビュー戦を行うことも決定した。相手はアテネ&北京五輪柔道男子66キロ級金メダルの内柴正人(45)。大世は「あんまり注目されることが今までなかったので、うれしいです。目立ちたがり屋なので。あとは練習頑張ってます。(内柴は)めちゃめちゃマッチョなイメージなので、力勝負はしないようにしようかなと思ってます」と意気込みを口にした。父からは「プロとなった以上は、ちゃんとお客さんも納得する試合をしないといけないことを頭に入れてほしい」とエールを送られた。