朝倉未来1年チャレンジ1期生のヒロヤ(25=トライフォース赤坂)が、アンチをエネルギーに変える。RIZINデビューとなる超RIZIN2大会(30日、さいたまスーパーアリーナ)へ向けて19日、同ジムで公開練習を披露。2分間のミット打ちでは、強烈なパンチ、蹴りを打ち込んだ。
THE OUTSIDER初代王者の伊藤裕樹(26=ネックス)との一戦に向けて「普通の選手と違って、求められているものというよりは、試されているものがある。そういう試されているものに対して、見返してやろうという気持ち。面白い試合、華があるとか、そういうところじゃなくて、絶対に勝つだけ」。不格好でもいいから、最後に笑う。
今回のデビューは、師匠・朝倉未来、RIZINの榊原信行CEOに直訴し、勝ち取ったもの。同じ1年チャレンジの西谷大成(26=トライフォース赤坂)が、RIZIN43(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で先にデビュー。ただ敗れたことで、ヒロヤは「敵を討ちたい」と思いを募らせた。“正規”ルートではないことは重々承知しているが、筋の通っていない、批判的な声には黙っていられない。
ヒロヤ 一番はブレイキングダウンをバカにされているコメント。ブレイキングダウンでも、本気でやっている選手はいる。『実力も伴っていないのに』みたいな、嫉妬みたいなコメントはいいとおもうけど、西谷くんとか、頑張ってきて、やっと勝ち取ったRIZINデビューに、やってもないのに、批判するのは違う。努力もしてないやつが言うのは腹が立つ。
もちろん応援してくれる温かいメッセージも届く。それが力となる。心ないコメントは、それ以上に目につく。スルーは出来ないが、逆にパワーとなる。「これをひっくり返してこそ、ある意味、注目されているからこそ、僕はポジティブに考えています」とうなずいた。「階段ダッシュ、スパーリングでしんどい時に、ここで負けたらというところで、その(アンチの)声のおかげで頑張れている」。マイナスをプラスにするだけだ。

