「横浜のタイソン」と言われるプロボクシング東洋太平洋ウエルター級王者田中空(24=大橋)が本家ゆかりのビッグ会場で同級の日本人頂上対決に臨む。2日、東京ドームで同級1位の元アジア2冠王者・佐々木尽(24=八王子中屋)との2度目の防衛戦を控え、1日には東京・後楽園ホールでファン公開計量セレモニーに登場。リミット66・6キロでパスした佐々木に対し、田中は100グラム少ない66・5キロでクリアした。

88年、90年と元統一ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)が2度、メインイベンターとして戦ったドームのリングに田中が立つ。「本当にそういうのも含めて東京ドームで試合できることがうれしい」と声をはずませた。アジア王者として臨むプロ6戦目の大舞台となり「大橋(秀行)会長に感謝しかないです。組んでもらったからには勝って恩返ししたい」と決意を口にした。

挑戦者となる佐々木は昨年6月に当時のWBO世界同級王者ブライアン・ノーマン(米国)に挑戦。5回KO負けを喫したが、WBO2位までランキングを上げた実力者。日本人の世界同級王座獲得を狙う2人にとっては重要な日本人頂上対決となる。 

田中は「もうどんな勝ち方というか、勝ちに徹して。判定でも勝ちたいと思っている。やっと試合という気合が入りました。こんなすごい興行で試合させていただけるのがすごく感謝しかない。田中空という選手がいるということを知ってもらえたらうれしい」と気合十分だった。