プロボクシングWBC世界バンタム級4位の井岡一翔(37=志成)が、原点回帰の“黒髪短髪”で日本人未到の偉業に挑む。2日に東京ドームで日本人男子初の5階級制覇を目指して同級王者の井上拓真(30=大橋)に挑戦する世界4階級制覇王者は1日、東京・後楽園ホールでの公開計量にサイドを短く刈り込んだ黒髪で臨んだ。

4月17日の公開練習では従来の金髪だったが、30日夕方に黒髪にしたという。「自分自身が引き締まる。11年に初めて世界タイトルを取った時も黒髪短髪。それをほうふつさせようと」と理由を説明した。偉業への挑戦を前に、ギラギラした野望に燃えていた15年前と同じ気持ちに戻ったのかもしれない。

計量後は王者と向き合って約10秒間、鋭い視線を戦わせた。すると自然と1245人の観客から期待の拍手が沸き起こった。「盛り上がりを感じる計量。待ち焦がれたリング。5階級制覇成し遂げるためにやってきた。それを結果で証明して最高の日にしたい」。王者より7歳年上の挑戦者は、世界に初挑戦した21歳当時と同じ煮えたぎる闘志を胸に秘めてリングに上がる。【首藤正徳】

王者井上拓真が元4階級王者井岡一翔と初防衛戦 WBC世界バンタム級/ライブ速報します