WBCフライ級チャンピオンの内藤大助(宮田)が4度目の防衛成功から一夜明けた24日、東京都内で記者会見し「KOで勝てたのがうれしい。お客さんが喜ぶし」などと心境を語った。

 顔はバッティングで赤黒く腫れ上がった右目の周囲と、左目上のばんそうこうが目立つ。挑戦者の山口真吾(渡嘉敷)について「あの闘志はすごい。僕の闘志にも火が付いた」と話し、激戦を振り返った。

 次の防衛戦はWBC同級1位との指名試合となる公算が大きい。「僕はめりはりの人間。1カ月はボクシングのボの字も聞きたくない」と笑い、しばらくリングを離れて充電するつもりだ。