プロ柔道家の吉田秀彦(40=吉田道場)が8日、都内のホテルで記者会見し、現役引退を正式表明した。4月25日、東京・日本武道館で行われる「吉田秀彦

 引退興行~ASTRA」で引退試合とセレモニーを行う。吉田は「昨年ぐらいから引退を考えていた。これ以上、お金を払ってお客さんに見てもらえるパフォーマンスができないと思い、引退を決めました」と口にした。対戦相手は未定だが、同興行を主催する吉田のマネジメント会社J-ROCKの國保尊弘社長は「日本人、外国人の両立てで最後に意味のある相手を決定したい」と説明した。

 同興行には吉田道場所属の滝本誠、中村和裕、小見川道大、長倉立尚の出場も決まった。