海綿状血管腫から回復し、5月2日に復帰戦(後楽園ホール)が決まった新日本の永田裕志(39)が、棚橋弘至(31)の離脱で責任感を募らせた。19日、同道場で約2時間汗を流した永田は「今度はタナが欠場でしょ。早くリングに立たないとという気持ちになるね」と闘志を燃やした。

 回復は順調だ。練習再開直後のエアロバイクでは、軽めの負荷でも脈拍140~145を計測。現在はもっとも重い負荷でも105~110をキープしている。来週からはスパーリングや、キックボクシングジムにも通う予定。「復帰前より高いパフォーマンスを見せたい」。ミスターIWGPが本格的な戦闘態勢に突入する。