ノアの三沢光晴(46)が9日、客員教授となった帝京平成大の都内の池袋キャンパスで、4月から開講した「スポーツ文化論」の講師を務めた。ヒューマン学部はりきゅう学科の生徒ら約200人に、1時間半の講義を終えた三沢は「グダグダだね。タイトルマッチでかみ合わずに終わった感じ」と苦笑いした。

 終始緊張気味だった三沢は「成功は前向きな失敗の積み重ね」「満足した時点で成長はない」「何もやらずに後悔するより、やって後悔しろ」など、人生訓を披露。得意の「下ネタ」は「女性もいたので」との理由から封印し、ややストレスがたまった様子だった。同大での講義は三沢のほか、非常勤講師として小橋、秋山らノアの選手やスタッフが講師となって7月まで続く。