大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が6日、相撲診療所で行われ、13人全員が体格基準をパス。合格者は内臓検査を経て初日に発表される。

 実業団横綱で幕下15枚目格付け出し資格を持つ坂元(追手風)は185センチ、167キロだった。日大の先輩の幕内遠藤にあこがれ「先輩と肩を並べるか、超えるくらいになりたい」。近大の玉木(高砂)は「関取になれるように」と誓った。自称161センチの山名(尾上)は身長検査で懸命に背伸び。玉ノ井親方(元大関栃東)から「大丈夫だから」と言われて戻り、ギリギリの167センチでパスした。