大相撲の秋巡業は18日、三重・津市で行われ大関豪栄道(31=境川)が平幕の正代と三番稽古を行った。

 ぶつかり稽古で胸を出すことはあったが、取組の稽古は今巡業で初めて。稽古終了まで時間が少なく、次に控える横綱鶴竜も朝乃山と三番稽古を行うため5番だけ(全勝)だった。それでも貴乃花巡業部長(元横綱)の「短くてもいいから気合を入れて」の言葉を受け「もう少しやりたかったけど、まずまず」と手応え。「体もだいぶ、いい感じになってきたしこれから」と徐々にペースを上げる。