右足首などの故障で3場所連続休場中の横綱鶴竜は1日、福岡市城南区の井筒部屋での朝稽古後に「先場所前よりも状態がいい。気持ちも上り調子」と話し、九州場所の出場へ前向きな姿勢を示した。

 この日は四股を踏むなど軽めのメニューをこなし、2日から予定する出稽古に備えた。右足については「朝起き上がって1、2歩でつらくなる時があったが、ここ最近はいい」と説明した。

 師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が次に出場する場所で進退を懸けると明言し「絶対にこのままで終わりたくない」と発奮材料にしている。