横綱白鵬は張り手、かち上げ封印で初場所前の本格的な稽古を締めた。

 11日は友綱部屋に出稽古し、前頭魁聖、十両旭秀鵬、山口を相手に計13番で全勝。横綱審議委員会から苦言を呈された、立ち合いの張り手、かち上げは1度もなかった。稽古後「やることはやった」と、立ち合いの癖を直すために、意識してきたと強調。それでも「相手によって立ち合いは変える。ふたを開けてみないと分からない」とも話していた。