兵庫県芦屋市出身の貴景勝は、17日で阪神・淡路大震災から23年となったことについて「(被災者の)元気が出るように、相撲を頑張ることしかできない」と、自身の立場を踏まえながら思いを語った。

 21歳の有望株にとっては生まれる前に発生した震災。学校の授業などで当時の様子を習っていたという。4日目は御嶽海の引き落としに屈して2勝2敗。「馬力が足りない。実力を上げていかないと」と奮起を誓った。